コンプレッサーとは吸気した気体を高い圧力で送り出す機器です。ブロワーより高密度に圧縮された空気を送り出すことで製造をはじめとしたあらゆる現場で機器を動かす動力や物を動かしたり持ち上げたりすることに使用されます。製造現場での全消費電力のうち20~30%を占めると言われる中、ターボウィンのコンプレッサーは高い省エネ技術により、幅広い製造現場でのコスト削減に貢献できます。
ターボコンプレッサー WHシリーズ

ターボウィンのターボコンプレッサーWHシリーズは、エアフォイルベアリング技術を基盤とし、1.5 MPaから9.0 MPaの圧力範囲をカバーします。当社の多段式コンプレッサーは、繊維、食品・飲料、石油化学、半導体、造船など、高圧かつクリーンな空気を必要とする産業に最適です
製品タイプ
WH-ex|防爆・難燃ターボコンプレッサー
石油&ガス業界向けにの防爆保護型で、火花や高温の外気が爆発性のガスや蒸気、粉塵への引火の恐れのある環境に最適。国際的な防爆規格認証を取得

WH-g|ガスターボコンプレッサー
石油やガスの採掘、処理に欠かせない圧縮空気装置です。ガスタービンを使用する発電所やケミカルプロセシング等、数多くの産業における主要な機器となります

WH-o|屋外型ターボコンプレッサー
独立したコンプレッサー室がない場合の屋上設置用で、特殊コーティング材により雨や雪、湿気や埃、塩分などのさまざまな要因から保護されており、-20℃~50℃の気象条件に耐えられます

WH-s|セパレート型ターボコンプレッサー
モーターと制御ユニットを個別設置出来るため、爆発の危険性があるものを処理したり、人体に悪影響のある物質が存在する環境で作業する必要がある場合にお使いいただけます

WH-d|デュアルコア型ターボコンプレッサー
デュアルモーターとデュアルインペラーにより最大750Kwまでの出力が可能。1台設置するだけで旧式のコンプレッサーを複数台設置する必要が無くなることで運用負担がなくなります

FAQ
1.エアフォイルベアリングと磁気ベアリングの違いは?
エアフォイルベアリングは構造が単純で、軸受コントローラーや近接センサーも不要であるのに対し、磁気ベアリングの構造は複雑で、多数のセンサーと配線が必要です。また、停電時の軸受保護のために追加電源が必要です。
2.スクリューコンプレッサーと比べての利点は?
スクリューコンプレッサーと比較して、高効率な稼働と技術により消費電力とメンテナンス費を大幅に削減できるなど、ターボウィンのコンプレッサーに置き換える理由は数多くあります。
3.100%オイルフリーとは?
従来の多くの型式のコンプレッサーと違い、一切の油分を含まず、吐出空気への油分混入がないことを意味します。また、従来のオイルフリースクリュー型とは違い、ローター表面のシリコンなど、空気以外の不純物の混入もありません。
4.使用できる温度は?
ターボウィンの製品は、-20~40℃の範囲において安全な運転を保証します。湿度は65%を想定していますが、湿度100%の現場でも使用可能です。
