ブロワー製品ラインナップ

ブロワーとは吸気した気体を圧縮して送り出す機器です。例えば浄水施設などで水中の微生物を活性化させる空気を送り込んだり、汚水の分解や攪拌。水産養殖における酸素供給や、製造における粉体輸送や梱包など幅広い用途で使用されます。ターボウィンのブロワーは高い省エネ技術により、幅広い処理・製造施設でのコスト削減に貢献できます。

ターボブロワー WLシリーズ

WLシリーズは高い効率性を誇るゼロオイルターボブロワーであり、7.5~900Kwという幅広い出力範囲で他社には真似できない幅広いソリューションを提供します


製品タイプ

WL-m|超小型ターボブロワー

大人2・3人で移動可能な世界最小ブロワー。小型ながら高効率を維持しており、低流量域でエネルギー効率の良さが特徴。旧式ルーツブロワーとの交換の場合は配管の交換が不要です

WL-ex|防爆・難燃ターボブロワー

石油&ガス業界向けにの防爆保護型で、火花や高温の外気が爆発性のガスや蒸気、粉塵への引火の恐れのある環境に最適。国際的な防爆規格認証を取得

WL-o|屋外型ターボブロワー

通常型ターボブロワーと違い、パッケージのケージングが特殊コーティング材により雨や雪、湿気や埃、塩分などのさまざまな要因から保護されているため、屋外設置での使用が可能

WL-s|セパレート型ターボブロワー

モーターと制御ユニットを個別設置出来るため、例えば危険な環境や厳しい環境で機器を稼働させ、制御は安全で快適な場所で行う、といったことが可能です

WL-d|デュアル型ターボブロワー

デュアルモーターとデュアルインペラーによる1台で2倍の出力が可能。最大1,050Kwに到達できるため、高い出力が必要な分野に最適です

WL-t|トリプル型ターボブロワー

モーター3基、インペラ6枚でターボブロワー単体での出力は最大1,125Kwまで可能。高いエネルギー効率と耐久性で旧式ブロワ複数台を1台にまとめていただく場合に最適です

FAQ

1.エアフォイルベアリングと磁気ベアリングの違いは?
 エアフォイルベアリングは構造が単純で、軸受コントローラーや近接センサーも不要であるのに対し、磁気ベアリングの構造は複雑で、多数のセンサーと配線が必要です。また、停電時の軸受保護のために追加電源が必要です。

2.ルーツ式ブロワーと比べての利点は?
 ルーツブロワーは構造がシンプルで扱い易いことで広く使われてきましたが、ターボウィンのブロワーは高い効率性、通常メンテナンスがエアフィルタの交換のみ、低騒音で低振動、ロングライフという数多くの点で優れています。

3.使用できる温度は?
 ターボウィンの製品は、-20~40℃の範囲において安全な運転を保証します。湿度は65%を想定していますが、湿度100%の現場でも使用可能です。